点検
これは現場の確認作業です。作業現場や木の点検を徹底的に行わなければ、リスクを把握することはできません。目を開いて五感を働かせましょう。何か見えたり、聞こえたり、感じたり、臭ったりするものはありませんか?認識と理解を高めることがすべてです。
森林や都市環境において嵐で倒れた木々を処理する際は、作業エリアの現場点検を一度行ってください。木ごとに点検を繰り返し行う必要はありません。ただし、木ごとにビジュアルツリーアセスメントを行う必要があります。
作業現場の点検
作業現場を点検することで、周囲の状況をより深く把握できます。どのような地形ですか?どのような天候条件ですか?潜在的な障害物や危険物を確認します。建物、電線/ケーブル、道路または歩道はありますか?最も重要なことですが、付近に人やペットがいませんか?木やその一部に圧力や張力がかかっていませんか?枝が周囲の木々に挟まっていませんか?
チェックリストの pdf > 作業現場の点検.pdf
ビジュアルツリーアセスメント(VTA)
次に、ビジュアルツリーアセスメントを行います。木に近づく前に、気づいて対処しなければならない頭上のリスクや危険がある可能性があるため、樹冠から始めます。引っかかった枝や枯れ枝/弱った枝はありますか?幹や分枝に沿って亀裂や裂けがないかを確認します。樹冠の形状はどうですか?対称形ですか?樹冠が他の木と干渉していませんか?樹冠に危険な点がありますか?さらに、地域の法令に従って、鳥獣やその巣も必ず確認してください。
根域を点検します。地中の根の張り具合が弱っている兆候はありますか?風倒木ですか?根本に亀裂はありますか?根本が朽ち果てていますか?土壌が盛り上がっていますか?それとも固められた状態ですか?根の損傷が疑われますか?根本にキノコが生えていますか?
次に、幹の状態を点検します。腐朽、樹皮の剥がれ、亀裂、こぶ、うろの兆候はありますか?キノコ、つるやツタ植物、虫の侵入がありますか?
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